仕事の面接のためAirbnbで借りた一軒家で巻き起こるジェットコースター・スリラー。
これは面白かった！
土砂降りの雨の夜、デトロイトのブライトムーア地区バーバリー通り467の一軒家にやって来た女性テス（ジョージア・キャンベル）。
Airbnbで予約したのだが、指定場所に鍵がなく、担当者に電話しても留守電。
すると、家に人の気配が。ノックしてみると、キースという男（ビル・スカルスガルド）が怪訝な表情で現れる。確認して見るとダブルブッキングされていたようだ。
テスは仕方なくホテルに移動しようと電話するが、たまたま学会が開催されておりどこも満室。やむなく泊めてもらうことになる。
夜、気になる件もあったが、その翌朝。キースは先に外出していた。テスは仕事の面接（ドキュメンタリー映画のリサーチ職）に向かうが、夜は分からなかったその地区の荒廃ぶりを見て愕然とする。
面接も上手く行き、家に戻ったテスは、トイレのティッシュを探し地下室にあるのを見つけ降りていくが、入口のドアが閉まり出れなくなってしまう。さらにそこには・・・
やらかし俳優AJ（ジャスティン・ロング）と、かつての家主フランク（リチャード・ブレイク）の登場など、先の読めない捻りの利いた脚本と絶妙なキャスティングで最後まで引き込まれます。
タイトル『Barbarian』は“野蛮人”という意味と家の住所“Barbary”もかけてるのかな？
“野蛮人(男)”による女性の悲劇が描かれてます。
