決定的に脚本が悪いのと、有名俳優を使いながら、悪い意味でB級色が強くなってしまった作品。
苦笑いしながら「やっちまった感」を楽しむと見ることが出来る。
ツッコミ所が多すぎて笑えるのだが、よくこの脚本で行こうと思ったと逆に驚いてしまった。
撃たれるためにノロノロと出てくる敵役とか、立てこもっている家に真正面から馬鹿正直にアタックとか、数十mの距離で全く当たらないとか、撃てばいる場所がマズルフラッシュで一目瞭然なのに、それは無視とか、「タイマンで勝負だぁ」とか言って銃を置いちゃう悪役とか・・・かなり笑えてしまう。
重火器の扱いやアクションの演出が悲惨なのは監督の責任と言えるだろう。
いっそ大根役者をそろえて、超B級にしてもらったほうが救いがあった、という作品。
余談。
でも、一番恥ずかしいのが、いかにも「二作目作りますよ」的な終わり方。
父親どうなったかうやむやにしたのは、見え見えで笑える。
まぁ、興行的に大きくコケたようなので、まず続編は無いでしょう。笑