志木那島（与那国島）の綺麗な景色を20年経った今でもスクリーンで見られていることに感謝。誰かが守らないと簡単に奪われ失われてしまうものだということを大人になって知ったから。
若かった人が老いていたり、子供が大人になっていたり、もともと老いていた人がもっと老いたりいなくなっていたりを丁寧に描いてくれたおかげで、キャラクターたちも本当にこの20年間を生きていたような感覚を持つことができた。
ストーリーはいわゆる“TVドラマの劇場版”だったかもしれないけれど、それはそれで良い。観客のためのストーリーというよりも、キャラクターのためのストーリーだったように思える。
