そうめん

Dr.コトー診療所のそうめんのレビュー・感想・評価

Dr.コトー診療所(2022年製作の映画)
4.2
月曜日の朝9時25分、イオンシネマみなとみらいシアター3にて鑑賞
クーポンを使って対岸にサルサとチーズソースの盛られたナチョスをたべた めちゃくちゃうめ~~!最高~~!

日本の西の端にぽつんと在る美しい島・志木那島。本土からフェリーで6時間かかるこの絶海の孤島に、19年前東京からやってきた五島健助=コトー(吉岡秀隆)。以来、島に“たったひとりの医師”として、島民すべての命を背負ってきた。長い年月をかけ、島民はコトーに、コトーは島民に信頼をよせ、今や彼は、島にとってかけがえのない存在であり、家族となった。数年前、長年コトーを支えてきた看護師の星野彩佳(柴咲コウ)と結婚し、彩佳は現在妊娠7ヶ月。もうすぐ、コトーは父親になる。二人と共に暮らす彩佳の両親・正一と昌代、漁師の原剛利、ご意見番の重雄や漁師仲間、スナックを営む茉莉子、診療所を手伝う和田らが、今日もそこで静かに暮らしている。
2022年現在、日本の多くの地方がそうであるように、志木那島もまた過疎高齢化が進んでいる。現実を前にしながらも、コトーの居る診療所があればまあ大丈夫だろうと、皆心のどこかで思っていた。16年間経った今も蒼く広がる海や水平線、波の音、夜空の星の輝きは変わらないが、島は少しずつ変化している。そんな診療所の穏やかな日常にもある変化が忍び寄っていることを、誰もまだ気づいてはいない──。

おお……
島、人々、犠牲、搾取、信念
ストーリーは所謂起承転結というか、そういった確固たる物語があるわけではなくて、大きく流れていく島の人々がそのまま、等身大で描かれるイメージだったかな
わたしは原作ドラマシリーズを見ていないのだけれど、作品を通して、この島に対して、ある種シビアな視線が終始注がれていることに対してものすごく深い愛を注がれたんだろうな……と、その思いが強く感じられて本当に良かった
だって海ちゃんしか動いてない時間あったんだよ……、トチ狂ってるよねこの島
そのいってしまえばすごく俯瞰的というか、冷徹でさえある視線に対し、でもそこをジャッジ……出来ない、という……思いやりというか、うーんなんていうのかな……。
抗う真摯さと、愛がゆえに託したいという甘さ、この映画はすごく真面目に取り組まれたんだろうと、日本一のオタクに作られたんだろうなと思って鑑賞中そんなことばっかずっと考えていたよ

生きていても生きていなくても、どっちでもよかったんだけど 最後の大喜利で満点だされちゃったからしょうがないよね すごかった
ライオンキング
そうめん

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