こんなに良い余白がある丁寧な良い邦画久々に見た。クイア映画というのでも恋愛映画というのでもなく愛全般の映画。凄く良かった。原作も読みたくなった。結局相手がどう受け取ってるかが全てで、エゴがあっても、これは自分のエゴではないかと気にかけるところには愛があったり。
インティマシーコレオグラファーがついてるとのこと、良いベッドシーンにプロの仕事あり。前半の恋愛の描写も凄く良い。
メインキャスト皆素晴らしく、宮沢氷魚くんあんなに上手いとは衝撃。本物のピュアな青年のはにかみだった。インタビューとかで鈴木亮平は知的で誠実、成熟した人で優しい想像力ある人のよう、ジェンダーのこときちんと学んだ言葉遣いが嬉しい。この人は年取ってくとより知的な色気が増しそうで好きになってしまった。
