ゆ

エゴイストのゆのネタバレレビュー・内容・結末

エゴイスト(2023年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

LGBTQ
ヒューマンドラマ

2人の男が出会い、惹かれあい、苦難を乗り越えた先にあるものー。

✴︎

序盤からなかなかにがっつりベッドシーンがあったのはびっくり😮
男女のそれよりも生々しいかも…
特にBLものって大体美しくて細い男性が演じることが多いから、鈴木亮平みたいな体格のいい人が演じてるとより生々しく見えたな🙈


後半のもしや…という嫌な予感が的中してしまいなんとも悲しすぎる展開。
宮沢氷魚のピュアでまっすぐなキャラクターがとても合ってて、短命という儚さもハマってた◎

高校中退でウリしかできなくて、でも愛した人が金銭的に助けてくれる…ってなった時、不甲斐なさと感謝と申し訳なさとものすごく苦しかったろうなぁ、、と胸がギューっとなった😭


この映画のいいところは恋人が亡くなってうなだれる、とかそこから立ち直る、っていうありきたりな恋愛ものではなくて。
死後も恋人の母親と関わり続けて、いなくなった彼抜きで、作り上げていく2人の新たな関係性👏
とてつもなく大きな愛だなぁ…ってじーんもくるものがありました◎


エゴ、エゴイストという言葉はネガティブなイメージを持つことが多いけど、この映画の表現する“エゴ“そのネガティブさがないものに思えた
ゆ