細かいツッコミはともかく、共感させようとしている登場人物たちがバカすぎやしないか。それぞれの数だけ正義がある、を描けてないだろ。吉田羊も斎藤工も泣けないぞ。
そして、「正義」や「環境」を訴える「人権派」の描き方が変人・奇人なのはどうなんだい。それに対して我々(作り手)は人情味にあふれ、大局的視点を持つ理知的な人物像、ってフェアじゃなさすぎ。
原作未読、ドラマ未見なのだけど、なんでこんなにイデオロギー臭強めにしちゃったんだろう。映画として国家や公害事件でスケール感出そうとしたんだろうか。
普通に身の回りの小さなお話だったら面白かった気がする(連続ドラマはそんな感じ?)