趣味は映画

そばかすの趣味は映画のレビュー・感想・評価

そばかす(2022年製作の映画)
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玉田企画らしい映画、自分の確認のために見た映画だったけど、我に戻ったのは3回くらい、集中してみれた。
「生きにくさ」がバチバチに描かれているわけでもないけど、恋愛感情を持つ人との違いを実感している苦しさが伝わってくる。
恋愛感情が持てないって、とても仲良くなりたいと感じている人に言う時ってどうなんだろう、めっちゃ勇気いると思う。例えば、恋愛感情を持っていて、性的興味が持てない場合に私はあなたに性的な目で見れないの、と伝えるとき、この映画でもそう言ってたけど、その窮地を、今電車の中で考えると、胸が苦しくなる、、、

お父さんがとっても素敵で、型にとらわれない生き方を見つけたときのあの家族のシーンがすごく好きだ、

この人と一緒にいたいと思う気持ちってなんなんだろう、性的に相手を見るってなんなんだろう、友達だといいのだけれど女として見られるのが嫌だって気持ちはなんなんだろう

主人公とは少し違うけど、自分を見つめ直すきっかけになった、最後の歌もよかったな、羊文学っぽいと思ったら歌詞はそうだった、三浦さんの声がとってもきれい、三浦さんのこともっと知りたくなった

予告にもある「また、ひとりになった」
この人のこと信頼できるかも、なんか友達になれるかも、いいじゃんって思ったとき、自分達の関係が男女であることに対しての喜びと、絶望がある、わたしには、
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