このレビューはネタバレを含みます
あーですよねえ。解決策が見つからないんでしょうよ。法制度の立て付け、リプレゼンテーション、マジョリティ(ここでは恋愛をする人)の口の数の驚きの多さ、そしてその総体(それを「言説」と言うね)によって、エースの”明るい人生”──悶々とする映画になりっこないような、論争を呼ばないような、放っといてもらえるような、安定を信じられる人生──は、セクシュアルマイノリティのポリティクスの中でも霧の向こうにペンディングされ続けているのよ。だから前田敦子がめっちゃ怒ってくれたのが嬉しいんだよー