自分語りになって申し訳ないが、私が今まで好きだった人ってほんとに"好き"だったのかな〜って「ひらいて」を見てすごく考えた。ほんとは私は一番自分が好きで、自分に都合のいい人を選んでただけじゃないのかな〜って。まあ大抵の人はそんなもんなんだろうけど、だから何を言いたいかというと好きって気持ちなんて別にそんな尊いものじゃないよってことです。ストーカーに発展することもあるしね。本作でも男の子が勝手にキスしようとして拒否られてたらキレてましたし。まじで自分のこと好きなだけやんと思ったよ。
アセクシャルに限らず、世間でなんとなく主流になっているとこに乗れないって結構辛いよね。わたし赤ちゃん全然可愛くないから、他人の赤ちゃん見せられると可愛いの恐喝だなとか思うもん。
割と悪くないかな〜くらいで見てたんですが、結婚式のチェロ演奏はよかったな〜。ピアノの伴奏から涙が出てきてしまった。あのシーンでプラス0.5点。
邦画が性的マイノリティを語るってヒヤヒヤするけど、悪くなかった。理由を考えてみたんだけど、今って北村匠海が飲み会を断っていたように人との繋がりを面倒ごととしてる人が意外と多いので作り手も共感しやすかったのかなと。
（ちなみに私も飲み会はほぼ断りますが、流石に歓迎会は行くので北村くんつえ〜〜と思いました）。
