主人公が、私は間違ってない!どうして理解してくれないの!?と叫ぶわけでもなく、本当にただの日常を過ごすように色んな人と出会って、進んでいく。
結婚という、多数の人が目指す道が悪いわけじゃない。かと言って、価値観の違う人が悪い訳でもない。誰のことも否定しない映画だった。
予告だと母が目立っているが、妹の全てを型にはめようとする人物と、父のなんでもそうかと受け入れる対比も良かった。
そばたさんの作ったシンデレラ、私も正直子供にはまだ早いかなとは思った。あれは結局そばたさんのシンデレラだから。
「おんなじような人がいてどっかで生きてるんなら それでいいやって思えました」このセリフがすごく良かった。そこからの最後!緩急は無いけど、大切な宝箱のような時間でした。