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シング・フォー・ミー、ライルのlabyrinthのネタバレレビュー・内容・結末

2.8

このレビューはネタバレを含みます

 『ラ・ラ・ランド』や『グレーテストショーマン』の音楽手掛けたスタッフだから、想像できるワクワク楽しめる。家族1人1人に対して、話せないライルが、歌でコミュニケーションしていくミュージカル映画。

 売れないマジシャンのおじさんは、動物ショップで歌う小さなワニのライルと出会い、自分のパートナーにするため歌や踊りなど芸を教える。
でも、舞台の幕が上がるとライルは歌えなく、おじさんは、ライルを自宅に置き去りにして稼ぎの旅に出てしまう。
18カ月後。主人公の家族3人が、売られた、おじさんアパートに引っ越してくる。
アパートで、生活していくと、それなりに見っかっていく・・・成長したドデガイ!ライルを。
1番目少年、次にお母さん、次にお父さんと、見つかるたび、ライルは、歌で1人1人のネガティブなところをポジティブに新しい自分に変えてあげ、仲良しになっていく・・・・・が、前半のザックリストーリーです。

さて、突っ込みたくなる衛生上どうよっ!と思えるライルのコミュニケーションの取り方です。
一緒に残飯をあさり、一緒に食べさせるシーン。
普通なら絶対裏道のゴミ箱にある他人が食べた残飯・・・・・食べる?
少年の体は、病気がちの少年設定だが・・・・・大丈夫?
そこは、感動映画的には、仲良くなり、前向きになり良いコミュニケーションだった系で収まっていた。ラストもお子さま向けにハッピーに終わらせるようにしてるのか?裁判シーン等々強引にハッピー系に。

あと、驚くのが『ノーカントリー』の殺し屋役をしてた、あの役者さんが、この映画では、超実力派でみせつけてくれます。売れないマジシャンで、ライルを見つけたおじさん役です。これは、映画館で見てね。同一人物?と思えます。

内気なワニが歌う設定ですが、なぜ、ワニをメインにしたのかな?と思っていたら、ラストシーンで、また芸をする爬虫類が、次回に続くかのように出てくる。さて、なんの爬虫類でしょうね(映画館でご確認を)。

 この映画、最大の見所、タレントコンテストで歌を披露するライルです。

『大切なものは何か』を教える家族で見ると良い春休み映画かもね。
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