暴力した側は法によって守られるのに、暴力された側は精一杯の勇気を出して塵積も精神で闘わなきゃいけない理不尽さ。でもその精一杯の勇気が生まれる瞬間に何度も涙させられた。彼女たちは小さな1歩と言うけど、その勇気が記者・被害者の子供たちや映画業界で働く女性たちの未来を確実に照らしていると思った。
ただそれでも被害者たちが重い口を開いて語り出す実際の内容はあまりにも辛くて、性暴力描写が無くても(実際の音声は流れる)毎度怒りと悲しみで胸が張り裂けそうになった。
あとエンドロールで流れるキャスト名に1人 "HERSELF" の文字があったので調べたら実際の被害者の方だった。精神的にも肉体的にも一生トラウマになるような体験をした挙げ句夢やキャリアまで奪われて本当に辛かっただろうに、演技で一矢報いているのがすごくかっこいい。なんて勇気のある人なんだ.....ただただ尊敬することしかできないです...。
ただコメント欄に書いたようなガッカリポイントもある。