世界的に話題になった映画プロデューサー、ワインスタインの話なんだけど、この化け物を引っ張り出すまでにここまでの労力があったとは。
個人の性的犯罪という訳じゃなくてハリウッドのシステムがワインスタインというモンスターを作りあげたという構造が分かりやすくて良かったし、希望に満ち溢れていた女性達の未来を踏み躙り続けた男の醜悪さがはっきりと描かれていて良かった。
主演のキャリー・マリガンとゾーイ・カザンの演技も抜群で派手な展開はないのだがラストまで引き込まれました。
そしてグウィネスの件でワインスタインに苦言を呈した事もあるというブラッド・ピッドが制作総指揮なのは流石ですな！
この映画を見ると、日本のまだまだ旧体質が蔓延りセクハラ問題が蔓延り続けている状況が恥ずかしくなってしまいますな。
