TonnyNekowasherさんの映画レビュー・感想・評価

TonnyNekowasher

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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

3.8

ただ数日肖像画を描く、それだけのテーマでここまで色々な気持ちの奥行きを表現できるなんて凄すぎる。
タイトルの燃ゆる女の肖像、このシーンはまさに絵画を見ているような不思議で美しい気持ちにさせられました。

許された子どもたち(2019年製作の映画)

3.8

めちゃくちゃ混乱してしまう。
イジメ殺人の加害者の主人公は終始胸糞で救いようの無いクズなんだけど、そちら側からの視点で見た時に自分が思春期に感じた原因不明のイライラや孤独感に重ねてしまっていたりする。
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博士と狂人(2018年製作の映画)

3.8

メル・ギブソンとショー・ペンの演技力最強コンビで見る前から間違いなさげな雰囲気。
実際の内容も申し分ない凄さ。
中盤までの熱すぎる盛り上がりと高揚感、後半の切ない展開がいいグラデーションになっている完
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フェアウェル(2019年製作の映画)

3.6

なんか中国人が親戚でわいわい集まる姿は日本人と似ていて親近感が湧いたな。
欧米では死を個人と捉えて、中国では死を家族と捉えるって話はなるほどなと思ったな〜
ほんのり優しい映画でした。

ザ・ハント(2020年製作の映画)

4.0

前情報一切合切無しで見てくださーい!
めちゃくちゃ面白かった!
デスゲーム系のB級風映画なんだけど、アメリカの風刺も取り入れつつぼんやりさせる事なくスッキリ見終われて良かったなぁー
序盤は何が目的なの
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ミシシッピー・バーニング(1988年製作の映画)

3.7

実話を元にした社会派骨太サスペンス。
ジーン・ハックマンとウィレム・デフォーのコンビがとても良かった。
人種差別がはびこる街で2人は全く違う捜査方法でゴリゴリ犯人を追い詰めていくんだけど、結構重いテー
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お嬢さん(2016年製作の映画)

4.0

第一部はなんか微妙かなと思っていたら、第二部から一気に話がひっくり返り始めてすごく面白くなった。
エログロできつい系かと思っていたけど、女性同士の性行為をめちゃくちゃ美しく撮っていたので全く嫌悪感なく
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オフィシャル・シークレット(2018年製作の映画)

3.8

売国奴か英雄か、何のための裏切りかと問われたところで「国のためじゃなくて国民のためですっ!」ってかなりシビれるポイントだったなー。
キーラ・ナイトレイの魅力が存分に発揮されていてカッコ良すぎ、ナイスキ
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異端の鳥(2019年製作の映画)

3.6

真っ新な少年が色々な人々との出会いで悲しく大人へなってゆく。
人の醜さや残虐なシーンが多いけれど上手いことぼかしたりするので、より想像させられてしまう。
ずっと鬱展開が延々と続くんだけど、区切られた構
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スペシャルズ! 政府が潰そうとした自閉症ケア施設を守った男たちの実話(2019年製作の映画)

3.8

日本にも似たような問題が沢山あるな〜
杓子定規でしか計れない公的機関の勝手な判断にマジで腹が立ってしまった。
ある程度規定を設けないと制度を悪用する輩が出てくる可能性はあるけれど、もうちょっと気持ちで
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佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

4.3

思い出の中にいるアイツがなんだか佐々木に思えてきて、自分の弱い所、ダメなところ、後悔を全部重ねてしまったので、すごくしんどくて懐かしくて温かい気持ちになった。
こんなに頭ぶん殴られたような感覚久しぶり
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エンド・オブ・ウォッチ(2012年製作の映画)

4.1

全ての主演映画に溶け込む男ギレンホール。今回の役もかなり良かったな〜
サクッと見れる骨太な警官モノないかなと思って辿り着いたら思わぬ良作!
治安最悪のロスの街で警官コンビが犯罪と戦うんだけど、どんどん
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ぶあいそうな手紙(2019年製作の映画)

4.1

全てが絶妙なバランスでよく出来た映画だった。
おじいさんが孤独な女の子ビアと出会いお互いの人生を取り戻していくんだけど、その段階がなんとも絶妙でゆっくりと穏やかに惹き込まれてしまった。
隣に住む友人や
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バクラウ 地図から消された村(2019年製作の映画)

4.0

予備知識なしで見た方が楽しめるぞ!
見終わった後に見たら結構つまらないってレビュー多かったけど、自分はかなり面白かったです。
とりあえずストーリー展開もどうなるのか全然分からずに不穏な空気とワクワクを
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街の上で(2019年製作の映画)

4.2

漫画家の大橋裕之脚本、そして左近洋一郎(ルノアール兄弟)出演って見るしかない!
とのことでなんとなく下北沢トリウッドで見てきたんですけど、大正解でした。
最近の変わりゆく下北沢の景色と古き良き下北沢の
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

3.6

可もなく不可もなくって感じの映画だった。
前半はありきたりな普通のヤクザ映画って感じだけど、本番はちょうど真ん中からで、終わりゆくヤクザの悲しいエピソードてんこ盛りでお送りしていてなかなか沁みる展開で
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薬の神じゃない!(2018年製作の映画)

3.9

「ダラス・バイヤーズクラブ」に似ていて重いテーマだったりするんだけど、結構笑えるところも多かったし、しっかり泣かせるところあってめちゃくちゃ見やすかったです。
主人公は怒りっぽくて感情剥き出しなのが最
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エイブのキッチンストーリー(2019年製作の映画)

3.7

ポップなオープニングだけどなかなかヘビーな物語だ。
家族と宗教、めちゃくちゃ複雑で12歳の子供に課すにはあまりにも重すぎる。
宗教の問題というよりは大人達の勝手過ぎる主張に翻弄されるエイブがあまりにも
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スパイの妻(2020年製作の映画)

3.7

メインキャストが3人だけで、ストーリー展開も予想できるものなんだけど、演技のパワーと無駄のない脚本で最後までがっしり見ることができた。
フィルムの映像がかなり作り込まれていて、本物みたいにゾッとさせら
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ラブ&モンスターズ(2020年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃ好きなタイプの映画だった。
SF冒険ロードムービーの王道って感じなんだけど、結構小憎い感じでじんわりとくるシーンを挟んでくるし、ちょくちょくいいタイミングでモンスターが襲ってきたり出会いが
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隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

3.9

ループ=黒人に対する繰り返す悲劇という構図を30分に上手くまとめた事によって、凝縮された強烈なメッセージになっている。良作だ。

私をくいとめて(2020年製作の映画)

4.0

のんちゃん以外にあり得ないってくらいにビタっとハマっていた役だったな〜。
見た後に少しだけ生きやすくなった気もする。
単純に少しだけ生きる元気をもらえたいい映画だった。

サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ(2019年製作の映画)

4.0

音が聴こえない、聴こえにくい世界を疑似体験できる、なかなかすごい作りの映画だ。
メタルバンドのドラマーが急に聴力を失う話と知っていたので苦しくて激しい物語を想像してビビっていたのですが、静かで堅実でじ
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悪人伝(2018年製作の映画)

3.8

連続殺人犯をヤクザと刑事が協力して捕まえる面白映画。
ヤクザパワーを使って豪快に犯人を追い込むストーリーも良いし、何よりマ・ドンソク演じる組長のインパクトがすごい!
何も知らない状態でこの人の職業は?
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ザ・コール(2020年製作の映画)

3.8

序盤ホラーから思ったら、結局は君の名はみたいで素敵な話だわん♪
なんて思ったら急に雲行きがあやしく…
突然の地獄地獄地獄のバタフライエフェクトサスペンスが超展開で開始されて、度肝抜かれました。
展開の
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この茫漠たる荒野で(2020年製作の映画)

3.8

トム・ハンクス主演、王道の西部劇。
インディアンに育てられた少女を親戚の元に送り届ける為の旅。
時には危険な目にあったり広い大地の厳しさに負けそうになったりしながら、老人と少女が心を通わせていくのです
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海辺の映画館―キネマの玉手箱(2019年製作の映画)

3.4

長く激しいメッセージの強烈さに頭の中がガシャガシャになってしまった。
監督の残り全ての力を込めて作った映画は平和への願いが込められた監督自身のハッピーエンドで幕を閉じたのだと思いました。

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.2

ネタバレ回避しつつこの熱くなった気持ちを表現できる語彙力がないので余計な事はあんまり言えないけれど、良かった。
すごく良かった。
優しくて暖かい最高のラストありがとうございました!

生きちゃった(2020年製作の映画)

3.7

なんか色々間違ってて言葉足らずで不幸が連鎖して最悪なんだけれどしょうがない。
しょうがないって事をみんな我慢して暮らしてる。
イライラする人も多いだろうけど、自分もあんまり上手く色んなことを言えないの
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

3.8

大人の都合でエヴァに乗せられて頑張ったのに、気がついたらみんなにめちゃくちゃキレられてたらフルパワー不貞腐れも致し方ないですよー!
もうちょっと説明してあげて!
めちゃくちゃ重くしんどい展開の中で優し
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

4.1

ヤンデレとツンデレのダブルヒロインが揃って華々しくなったかと思いきや、なかなかしんどい展開でシンジくんぶっ壊れ!
かと思いきや、漢になって闘うなんて泣けちゃうね。
ATフィールドがぶつかり合う戦闘シー
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年製作の映画)

4.0

とりあえず映画を見る前におさらいしておこう。
当時はシンジくんのキャラにイライラさせられたけど、今見るといきなりエヴァに乗せられて世界を救えってなかなか気の毒な話。親父も冷たいし不貞腐れるのも致し方な
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機動戦士ガンダム F91(1991年製作の映画)

3.6

TV版を無理やり映画サイズにしたみたいでかなりの駆け足になっていた。
内容は可もなく不可もなし。
ガンダムシリーズの中ではかなり生々しく人々が虐殺される描写が多くて、戦争の怖さを表現できていたと思う。
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ロード・オブ・ドッグタウン(2005年製作の映画)

4.1

ものすごいエネルギーと疾走感が最初から最後まで詰まっていて1秒も飽きなかった。
ヒースレジャーの哀愁が漂うキャラクターがめちゃくちゃカッコ良かったし、
生き方の違う3人のキャラクターが立っていて代わり
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トラスト・ミー(1990年製作の映画)

4.0

夜中に見てたら心にじんわりと沁みた。
ヒロイン、マリアは最初めちゃくちゃヤベー女だと思っていたけれど、最後には愛おしくなっていた。
ブルーのワンピースとスタジャンがすごくいい感じ。
オフビートの会話劇
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ペイン・アンド・グローリー(2019年製作の映画)

3.9

いや、すごくいいぞ。
折り返しの人生が近づいてきた自分には色々とぶっ刺さりの自伝的作品でした。
最初はなかなかしんどく暗くなりそうかなと思っていたら、監督の配色のセンス、A・バンデラスのキャリアハイ、
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