じゅん

SHE SAID/シー・セッド その名を暴けのじゅんのレビュー・感想・評価

4.3
「あの日わたしは彼に声を奪われてしまった」

今年中にこの映画を観ておかないといけないと思って導かれるように鑑賞。

2時間ずっと胸を締め付けられるような気持ちで苦しい映画だった。
特に加害者が守られる仕組みができているという構造に衝撃を覚えた。
示談と秘密保持契約、、、どれだけ被害者が苦しい思いをされたのだろう。

職場や学校生活、家庭など、組織構造、産業構造的に声にできないハラスメントへの不満と怒りは、大小あるが誰もが抱えていると思うが、その人達に勇気を与える映画だったと思う。
じゅん

じゅん