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激動の昭和史 世紀の爪跡/太平洋戦争史 世紀の爪跡のmhのレビュー・感想・評価

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ニュース映画を編集してできた太平洋戦争の総括。
ナレーターがいて、東京裁判の進行にあわせて展開する趣向なんだけど、日中戦争からやってくれるので先の大戦の流れをつかむにはもってこい。
びっくりしたのは空爆に「ワルキューレの騎行」を重ねていたところ。「地獄の黙示録」が1979年なので、先んじること12年前だ。
もうひとつすごい点は、見てない映像が多数使われているところ。
松竹が持ってたニュース映画のフィルムということなのかな?
ワイドショーでも詳しくウクライナ戦争をやっているいま、日本が大陸進出したメカニズムがよりわかりやく感じられる。
松岡外交や軍の暴走などをテンポよくまとめている。
戦犯たちが処刑されて終わり。
1967年の劇場公開時は「太平洋戦争史 世紀の爪跡」で、DVD発売時に「激動の昭和史 世紀の爪痕」に改題。いまはドキュメンタリーにジャンル分けされてる。
東宝の激動の昭和史シリーズ2作とは無関係。
面白かった。

余談。
Filmarksさんに掲載リクエストしたらすぐに反映されてびっくりしました。いつもありがとうございます。
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