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ザ・ソルジャー 戦火の兵士たちのmhのレビュー・感想・評価

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カナダ生まれの低予算戦争映画。
WW2退役後の主人公が、平和な毎日を取り戻そうとして/戦争体験記をものにしようとして苦しんでいる様子と、
アルコールとともにやってくる戦地のフラッシュバックをごちゃまぜにしてなりたってる。
過去の時系列もとっ散らかってるんだけど、酩酊中を表す演出してと取れないこともない。
ドイツ軍の捕虜となって、「サハラ戦車隊」の逆バージョンみたいになってるのいいね!
肩章にある「赤い1」はすなわち、レッドビックワンでしょうから、「最前線物語」からはぐれた男の話とも取れる。
奥さんと和解するラストが救いになってるんだけど、奥さんがいない退役軍人さんからするとこの決着はどう映るんだろうと心配になった。
低予算戦争映画の中では、かなり良くできたほうだと思った。
面白かった。
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