よるこ

奇人たちの晩餐会のよるこのネタバレレビュー・内容・結末

奇人たちの晩餐会(1998年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

馬鹿集めて馬鹿のナンバーワンを決めるという悪趣味な晩餐会を毎週水曜に開いている出版社社長のピエール。友人が電車で出会ったマッチ棒で模型を作るフランソワ・ピニョンを招いた夜、彼はぎっくり腰になり、彼と二人きりに。妻は家出し、それを聞いた愛人は駆けつけようとするし、それを追い返して得意げなピニョンが妻と愛人を取り違えたことが分かったり、友人と仲直りしたり、査察官に目をつけられてしまったり、電話をかけさせるとひたすら救いがたい馬鹿を発揮する。

脚本が良い。マッチ棒だけで馬鹿って言っちゃうのはマニアな人々に失礼な気もするけど、彼の鶏頭っぷりとそれに翻弄されるある意味一番の馬鹿男ピエールの災難のやり取りが爆笑。
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