「ただループしてるだけかと思ってゴメンな。」
よくありがちな、ループものだと思ってたよ。
でも違った。
そこから抜け出す過程の中で、何回も繰り返す日々に気づかされることがあるんだなって思えた。
一人でできることは本当に限られていて、僕らはいつも誰かに支えられ、支え合って生きている。
遠くの見ず知らずの人に、直ぐ側の家族や恋人に、職場の仲間たちにも。
けれど、日々に忙殺されて、僕たちの視野は狭くなる。
自分のことばかりになる。
支え合っていることを忘れてしまう。
仕事が忙しいとイライラしちゃって、ピリついた空気を出してしまったり、キツイ言い方になって自己嫌悪。
傷つけたいわけではないのに、傷つけてしまう。
心の余裕がなくなる。
多かれ少なかれみんなあると思う。
この映画は、 そんな僕らには突き刺さる。
最初は、ループだるっ！！って思ってたのに、いつしかこのループに感謝する。
やり直せることがどれほど有り難くて素晴らしいことなのか。
ただ忙しなくすぎていた日常をじっくりとみられることで、本当に大切なことに気づかせてもらえる。
周りの人たちのこと、自分自身のこと。
自分や周りにゆっくりと目を向ける時間の尊さと大切さをこの映画は教えてくれる。
この感覚は、アバウト・タイムに近いなあ。
この気持ちもやがては薄れてしまうけど、そのたびにこの思いを足していきたい。
忙しなくすぎる日々の中でも、自分と周りに目を向けよう。
気にかけ、労ってあげよう。
見つけてあげよう。
そうすれば、昨日までの1日よりも、今日からのほうがずっと愛おしい日々になる。
疲れたら休ませてあげよう。
悲しんでたら慰めてあげよう。
困っていたら助けてあげよう。
喜んでいたら共感してあげよう。
月並みなに見えることにこそ、癒やしやかけがえのなさがきっとあるんだ。
追伸
彼らはきっと、各々の心残りを遂げるまで、ループをやめられないと思う！！笑笑笑
