「まさに、足るを知る。」
健康な心身があり、必要十分な家があり、趣味があり、仕事があり、食があり、楽しみがあり、繋がりがある。
一人ひとりに生きる世界があって、満たされていない人もいれば、満たされている人もいる。
何を持ってそれが成されるかは、人それぞれなんだろうな。
少なくとも僕にとっては、平山さんのようなシンプルかつミニマムな、身も心も満たされた、足るを知る人生は、幸せと呼べる。
ありふれた日常がこんなにも愛おしく感じられることを僕は知らなかった。
きっとそれは、図る物差しが違ったからだね。
世界には人の数だけ、物差しがある。
幸せとは、自ずから見出すものなんだろうな。
しっかし、美しいと感じる景色が平山さんと丸被りだったなあ。