一面砂漠が広がる風景と
登場人物たったの3名。
映画の構造自体がとてもミニマルで芸術的。全部CGかと思うくらい色彩が美しくて、寄りのカメラワークもとても独特。なんだか映画というよりMVみたいな感じ。
砂漠に迷い込んだ男と小さな小屋に住まう兄妹との出会いから始まる。足の悪い兄は砂漠の向こう側(北の山壁)まで自作の飛行機を飛ばすことを夢見ていて、妹は亡き父の言葉を守り、居場所から離れずに日々楽器を奏でる。妹の服装、ヘアーメイク、表情が日々変化していて目を奪われる。
結局逃亡してきた彼の事情と結末は明かされず謎に満ちたままFO。
ブルー×テラコッタの対比がとても印象深い🌇💙
