とべない風船のAKIROCKのレビュー・感想・評価

風船は飛ばすもの
飛べない風船は、ある意味がない

教員生活で鬱になり親元に帰ってきた女性と、事故で亡くしてしまった嫁と子を自分の責任だと苦悩する男性、二人の再生する姿を描いた作品

私生活でのお痛たのせいでアンチの多い東出昌大ですが、近作での熱演は本当に素晴らしい
今作も塞ぎ込みながらも、無骨だがさりげなく優しく振る舞う姿がとても良かった
格好よかった

三浦透子の父親役を演じられた小林薫の安定な神演技も素晴らしかった

美しく綺麗で心洗われるラストシーンが素敵です