東出くん、三浦透子さん、小林薫さんそれぞれが抱える過去や悩みから再生していく。
目立って悪いところもないんだけど、逆にいうと特徴もあまりないなあ、このキャスト陣だったらもう少しいけたはずだよなあ、というか既視感だらけだぞ。
でも、やっぱりメインキャスト3人の演技に凄みがありそれだけでも観てられるね。あと終盤の母の日記は反則技だが、三浦さんが慟哭しないのには作り手の気品を感じてよきよき。中盤、堀部圭亮さんの心情がわかるところなんてちょっとグッとくる。
あれ？結構いいところが多い良作じゃないか？？
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・「急にぬっと現れる無表情の東出くん、一応今回は1人二役してない」「仏頂面で車に乗り生きづらさを感じる三浦さん、一応今回は助手席だしアセクシャルでもない」「煮物をつくる小林薫さん、一応今回は深夜じゃないし料理下手」このあたりが既視感なんですが、小林薫さんのはただのいちゃもんですね。すみません。
・東出くんのどん底再生キャラはリリーさんのシリアルキラーくらいよく見る気がしたんだけど、あらためてフィルモグラフィ見ると気のせいぽくもある。
・ただ流石に劇伴がいけてなかったなあ。各シーンの感情をわかりやすく表現しすぎてて、自動車免許の教則ビデオみたい。
