湯っ子

ボクらのホームパーティーの湯っ子のレビュー・感想・評価

ボクらのホームパーティー(2022年製作の映画)
3.9
ゲイ男性のホームパーティー。全員が恋愛対象/性的対象になりうる人間で構成されたグループの人間模様はこんな感じなのかと面白かった。
三角関係がこんな展開を見せるのかっていうのも新鮮だったし、知らない役者さんたちだからか、本当にみなさん同性愛者なのかと思ってしまったが、全員ストレートなのだとか。
私はゲイ男性の友達がいないからわからないけど、マサシはかまちょでめんどくさくて、ほんとこんな女子いるわ〜と思ったし、自分も若い頃こんなこと言ってたかも〜と思い当たるフシがあって、いちばん身近に感じた。
終盤に現れる闖入者の苦情が本当にごもっともで、ここで差別的な発言がない(差別意識があるかどうかはともかく)のと、それなのに被害者意識が現れてしまうある人物に痛々しさを描いていたのが良かった。の割に、着地はちょっと雑かも。
湯っ子

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