内乱のため暴力と略奪が横行する村。
キョナとアドリエルの姉弟は一家で親戚のいる町を目指し逃げようとする。
しかし検問でキョナとアドリエルは両親と離れ離れに。
雑な様に見えた絵。
とんでもない、とても素晴らしかった。
この作品が完成するまで10年以上かかったそうだ。
キョナとアドリエルが両親に会える事を願いながらも壮絶な旅をする。
色んな人種の人たちとの出会い。
悲しい別れ。
淡い恋が芽生えそうになったり。
2人は少しずつ大人になっていく。
人種差別や迫害など、かなりメッセージ性のある作品だった。
面白かったと言う表現が適切かどうかはわからない。
でも本当にいい映画だった。
色んな人に観てほしいと思った。
フローランス・ミアイユ監督作品