hisaukさんの映画レビュー・感想・評価

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鬼畜(1978年製作の映画)

4.0


かなり衝撃的な内容。

1978年の作品なのだが、子供を虐待する正妻。その描写が凄い。

愛人が乗り込んで来て、3人の子供達を置き去りにし出て行く。
子供達は捨てられたのだった。

最初のうちは父親
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時代屋の女房(1983年製作の映画)

3.5

東京、大井町「時代屋」という骨董品店を営む安。
ある日、ふらっと店を訪れた野良猫を連れた真弓という美しい女性と共に暮らす事になる。

昭和のノスタルジックな雰囲気の作品。

まるで猫のように気まぐれに
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アイム・ノット・シリアルキラー(2016年製作の映画)

3.3

母親の仕事で葬儀屋の遺体処理の作業を手伝う少年ジョンは死体や殺人に興味を持つ様になる。
ある日、街で無惨な連続殺人が起こる。
偶然、ジョンは連続殺人の現場を見てしまう。


猟奇殺人犯を演じるクリスト
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ガバリン(1986年製作の映画)

3.3

亡き叔母の屋敷を相続したロジャーは屋敷住む事に。
しかしその屋敷にはロジャーにとって悲しい過去があった。

1986年のホラーコメディ。

凄い形態、凄い顔のガバリンが出てくる。

80年代らしいホラ
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母と暮せば(2015年製作の映画)

3.6

1948年、長崎。
助産師で一人暮らしをする伸子の元へ3年前に原爆で死んだ息子の浩二が現れる。
その後たびたび母の元へ現れる浩二だった。


戦後から79年。
原爆の悲劇は今もなお日本人の心の中に強く
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わが母の記(2011年製作の映画)

3.8

井上靖の自伝的小説を映画化。

作家である伊上洪作とその母、そして2人を囲むように家族と姉妹たちが描かれている。

どんどんとボケていく母。

そんな八重に振り回される家族達だったが、そんな中にも愛情
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隠し剣 鬼の爪(2004年製作の映画)

3.8

時は幕末。日本は近代化に向かっていた。
父亡き後当主を継いだ片桐宗蔵は毎日を静かに実直に過ごしていた。
そんな中、仲間の狭間弥一郎が江戸で謀反を企て藩に連行され戻って来たのだった。


藤沢周平原作3
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ハムレット・ゴーズ・ビジネス(1987年製作の映画)

3.7

シェイクスピアの「ハムレット」を現代ビジネス界に置き換えたブラックコメディ。

結構忠実に再現されているのかな?

淡々としていて、それでいて監督独特の間と演出が冴え渡る。

元ネタが元ネタたけに結構
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エモーショナル・ラブ(2018年製作の映画)

3.0

結婚生活12年、妻も子供もいるジャックは黒人男性ピートと恋に落ちる。

恋人のピートは節操がなく色んな男性と関係を持つ。
理由は不安だから。。

可哀想なのは奥さんと子供。

なんだか離婚して理解のあ
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ベッキー、キレる(2023年製作の映画)

3.5

アマプラで5月6日までの100円レンタル。

大切な人を殺され、愛犬を奪われたベッキーがキレた💢

殺戮マシーンと化したベッキー、真っ赤なリップが似合ってた。

イラついた時の妄想シーンが面白かった。
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たそがれ清兵衛(2002年製作の映画)

3.8

下級武士である清兵衛は妻を亡くし、2人の幼い娘と痴呆が進んだ母親と貧しいながらも幸せに暮らしていた。
そんな清兵衛に上意討ちの命が藩から下る。


藤沢周平原作、時代劇三部作の第一弾。

いわゆる侍と
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裁かるゝジャンヌ(1928年製作の映画)

4.1

神の声を信じ、フランスを勝利に導いたジャンヌダルク。

英雄的存在の彼女がいかにして火刑になったのか。
裁判から刑に処されるまでを忠実に描かれているという。

とても残酷だった。

ただただ神を信じる
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エイリアンVS. プレデター(2004年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

これはなかなか見応えかあって楽しめた!

最古の昔からこんな事をしてたのね、プレデター。

人類の運命はプレデターで決まってしまうのか?!

エイリアンに絶対に勝たないと人類が!!

リセットされるよ
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ザ・プレデター(2018年製作の映画)

3.0

アメリカ特殊部隊のクイン・マッケナは宇宙船の墜落事故に居合わせた。
仲間を殺され、宇宙人と交戦し命からがら逃げだすが、仲間の殺人容疑で刑務所に護送される。しかし護送中の者たちと逃走する。


シリーズ
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プレデターズ(2010年製作の映画)

3.3

傭兵、女性スナイパー、特殊工作員、囚人、麻薬組織のメンバー、ヤクザ、極悪囚人、医師らが意識を失った後、同じ様な状態で謎のジャングルに拉致された事を知る。
そして恐ろしい狩りが始まる。

今までのプレデ
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プレデター2(1990年製作の映画)

3.5

今度の舞台はジャングルからロサンゼルスに。

警察とコロンビアの麻薬組織が白昼、派手な銃撃戦。
そして麻薬組織の人間たちが何者かに皆殺しにされていた。

主人公のハリガン警部がプレデターを追う。

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プレデター(1987年製作の映画)

3.5

中央アメリカのバル・ベルデにダッチ率いる部隊が現地ゲリラに襲われた政府要人を救出するため向かった。ミッションは成功したかのようだった。しかし何者かに付け狙われ襲われていく。

シュワちゃんのための映画
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エイリアン4(1997年製作の映画)

3.0

再鑑賞

エイリアンシリーズ最終章。

シリーズ3作目から200年後の話。

軍の宇宙船でエイリアンを宿したリプリーからクローンリプリーを誕生させる。

エイリアンのDNAを併せ持つリプリーは逃げ出し
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エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

3.3

「エイリアン」の前日譚となる本作。
「プロメテウス」を観ていないとよく分からない部分がある様だ。

「プロメテウス」を観た記憶はあるけど、あまり面白く無かったように思う。

本作もちょっと雑なような気
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エイリアン3(1992年製作の映画)

3.6

再鑑賞

惑星LV-426から逃げる事に成功したリプリー達は宇宙船スラコ号が故障。冷凍睡眠の中、流刑地である惑星フィオリーナ161に不時着する。


エイリアンシリーズ3作目。

凶悪犯罪者の中に女1
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エイリアン2(1986年製作の映画)

3.8

再鑑賞

エイリアンとの死闘の末、生き延びたリプリー。冷凍睡眠をしながら宇宙を漂っていた。偶然通りかかった宇宙船に助けられる。それは57年と言う歳月が経過していた。


SFホラーの名作「エイリアン」
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エイリアン(1979年製作の映画)

4.0

再鑑賞

地球に向かっていた宇宙貨物船ノストロモ号。眠りから目覚めた乗組員は地球からはるか遠い所にいる事を知らされる。
信号を発していた星を調べるためだった。星を調査する乗組員を恐怖が襲う事に。
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アイアンクロー(2023年製作の映画)

4.1

80年代に必殺技アイアンクローを武器に活躍したフリッツ・フォン・エリック。
実話を基に、その息子達の活躍と悲劇と再生。

私はプロレスの事は何も知らない。
フリッツ・フォン・エリックと家族の事も知らな
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用心棒(1961年製作の映画)

4.1

ある宿場にやってきた三十郎は飯屋の権爺にヤクザ同士の争いがあるから早く出ていけと言われる。
しかし宿場町を気に入った三十郎はこの町を平和にしてみせると言い出した。

「椿三十郎」を先に観てしまったと思
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ダークナイト(2008年製作の映画)

4.0

再鑑賞

「ダークナイトトリロジー」の2作目。

ヒース・レジャーのジョーカーをもう一度見たくて鑑賞。

クリスチャン・ベイル演じるバットマン、ストーリーも重厚感があり面白かった。

ヒース・レジャー
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

再鑑賞

「バットマン」の悪役として外せないジョーカー。

少しずつ精神が崩壊し狂気となっていくのが描かれている。

ラストに向かって真実が分かっていくのだが重く苦しく切ない。

ジャック・ニコルソン
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THE NET 網に囚われた男(2016年製作の映画)

3.8

北朝鮮で漁師をしているナム・チョルは貧しいながらも妻と娘と3人で幸せに暮らしていた。
ある日漁に出たチョルは船のスクリューに網が引っかかり南に流される。船を捨てることも出来ず軍事境界線超えてしまう。
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赤の涙(2016年製作の映画)

3.0

1975年ウルグアイ。
反共産主義の独裁政権に対し共産主義を訴える反政府主義の若者たちがいた。
その1人、写真家のリリアナは突然政府によって誘拐、拘束され毎日のように拷問と性的虐待をうけるのだった。
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生きる LIVING(2022年製作の映画)

3.9

1953年、第二次世界大戦後のロンドン。
公務員のウィリアムズは余命を宣告されてしまう。
これまでの人生を見つめ直し楽しみを見つけ出そうとする。


黒澤明監督の「生きる」のリメイク。

映画の入りは
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どですかでん(1970年製作の映画)

4.0

黒澤明監督の初のカラー映画。
山本周五郎の「季節のないまち」を映画化。

ゴミの山の集落に住む個性豊かな人たちを描いた群像劇。

毎日車掌となって架空の列車を走らせる青年、六たゃん。
「どですかでん、
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生きる(1952年製作の映画)

4.0

市役所の市民課長である渡辺は仕事への熱意も冷め山積みの書類に判子を押す毎日。 
ある日、自分が胃癌に侵されていると知り、残されます余命をどう生きるかを模索し始める。


「生きる」のリメイク版を観る前
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ファイナル アカウント 第三帝国最後の証言(2020年製作の映画)

3.7

第二次世界大戦、ヒトラー率いるナチス支配下のドイツ「第三帝国」がもたらしたユダヤ人大虐殺の悲劇。

ホロコーストを目撃した人々、ホロコーストで働いていた人々、ナチスの元武装親衛隊エリート士官たちにイン
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ヒトラーへの285枚の葉書(2016年製作の映画)

3.7

1940年、ナチスがフランスを下した。
ベルリンに住むオットーとアンナの元に息子の戦死を伝える手紙を受け取る。
絶望に暮れる夫婦だったが、オットーはヒトラー政権を批判するカードを密かに街に置くのだった
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最愛の子(2014年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

中国、3歳のポンポンが行方不明になる。
そして3年後、誘拐されていたポンポンは小さな村で発見され保護される。
そして父母の元に。
しかし5歳になった息子は父母を忘れてしまっていた。


実際にあった事
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徳川女刑罰史(1968年製作の映画)

3.0

江戸時代の女性の刑罰を描いたオムニバス。

冒頭から残酷な描写の刑罰。

そして兄と妹の禁断の愛、尼僧の同性愛、刺青彫り師の「拷問」を女体へ描く執着などなど内容も濃い、、。

でも、なんだろ途中から飽
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アムステルダム(2022年製作の映画)

3.5

第一次世界大戦末期、アムステルダムにてバート、ハロルド、ヴァレリーたち出会い固い友情で結ばれていた。
アメリカに戻ったバートとハロルドは事件に巻き込まれ殺人事件の容疑者となってしまう。


豪華な個性
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