このレビューはネタバレを含みます
かなり興味深く観ました
エキストラ業がきっかけで記憶喪失の自分の身元や正体がわかるが、再会した妹夫婦と過ごすうちにすべて思い出した〝宮松〟本人がそのことを告げずに結局は京都に戻り〝宮松〟としてエキストラ俳優として生き続けることにした複雑な心情ストーリー
記憶喪失でエキストラ俳優役の香川照之の微妙な心理描写が素晴らしいし、過去に”宮松〟の記憶喪失の原因となる問題を起こした妹の夫役、津田寛治も安定の無気味さで嬉しい共演でした
宮松の現実のプライベートと思いきや芝居のエキストラシーンだったりちょっと意表をつくシーンがあっておもしろい
しかもエキストラ俳優視点からの撮影所あるあるシーンも興味深く観ました