台詞少なめで絵で展開する物語は非常に硬派。
導入や設定は心掴まれるのに、
なんだかグツグツと煮込んだままで終わってしまった。
役者陣は脇役に至るまで物語に溶け込んでおり、映像も綺麗だった。
そ…
面白かった、知らない役者さんが主役で香川照之がモブの世界がすでに頭くらっと来るのに更に現実と芝居が混ざっちゃいそうになるのがずっと気持ち悪くて気持ちいい、序盤のシュール面白っぽい感じも好き、何回死ん…
>>続きを読む 映像迷路のその先に。映画の裏と人生の表を弄りながら彼の人生に触れる映像体験。
次第に開いていく記憶の回路と人物像、悟りと哀しみを背負う彼の哀愁が作品を導いて行く。
曇り空を抜けた時、見上げ…
香川照之は地味な役が似合う。何も語らない場面でも機微がわかる。表情ではなく、目の動きや口元、手元だけで語る。いやあうまい。演出や、構図や、画面の暗さも良い。と思ったら5月だったのか!WOWOWの災も…
>>続きを読む機械的な作業をこなすこと、自分ではない他人を演じること、敷かれたレールに沿って生きること。
演じることは滑稽に見えるけど、気楽なことでもある。
エキストラ俳優がこぞってみんな同じ店にご飯食べに行くシ…
笑ってるのか無なのか、よく分からない表情をしている宮松。
どう展開していくか分からない面白さと、ラストの差に鳥肌もの。香川さんにしか出せない雰囲気のある作品でとても面白かった。
最後まで観たあと、色…
横浜の佐藤雅彦展の影響で鑑賞。
期待してなかったけどとても良かったです。
どれが現実でどれが虚構なのかの目くらましがとても気持ちいい。
ちゃんとわかるようにバラしてくれるのもいい。
こういう劇中…
©2022『宮松と山下』製作委員会