母親が急にドイツ語を喋り出すところの？ってなる感じから、ドイツ系移民だとわかるまでのテンポ感が小気味良いし、母親の神経質さの一端が垣間見えるところが素敵
それに対して、パールは頷くだけなのも母親との訣別を言語的に暗示していて秀逸だと感じる
「なぜ態度が変わったの」「君が怖いからだ」って当然なことをあえて台詞に入れてるところが記憶に残る
ホラー映画らしからぬストーリーの流れの巧みさで悠長な印象を全く与えないし、そんな中でパールが従姉妹を追いかけるのに斧を手に取るシーンはあまりにもお決まりで、古典めためたな感じと現代的な映像の繰り返しが凄く楽しい
