毒親モノと思わせて毒子モノとでも言うか、そちらが先。いわゆる厳しく管理されたから、そうなったというより、最初からそうなっていたから厳しく管理された。だから因果関係のない1番最初のシーンにガチョウの描写がある。毒親描写よりも先に描かれているというのはそういうこと。卵が先か鶏が先かに最初の時点で結論づけている。のちの母親のセリフでも明らかとなるが。
農業道具のようなアレは明らかに三叉槍トライデントをイメージしていると思われる。悪魔的なアイテムとして用いられているのだろう。
毒親とか、戦争とかスペイン風邪のような環境とまったく関係ないところから生まれ落ちた悪魔、それが彼女の特異性か。