まなか

Pearl パールのまなかのネタバレレビュー・内容・結末

Pearl パール(2022年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

1918年。毒母。車椅子の話せない父親の世話。
クソ田舎の農場。スペイン風邪。女優になる夢。
パールはただ愛されたかっただけ。
パールは子供なんかいらないし夫がこの農場暮らしから救ってくれると思ったのに農場暮らしを選ぶ夫、そして戦地に行く夫。浮気しても悪くないしふしだらでもないのになパール。ふしだらとか女を馬鹿にしてる言葉だから。
サイコ気質かもしれないが守りたくなるほど純粋。
クソ野郎がブロンド女をただ選ぶだけのオーディション。
毒母も私は母親じゃない、妻だとパールに怒鳴ったしそりゃ殺される、ざまあ。苦しめばいい。パールがされたように。
ラスト近くのパールの長ゼリフに共感しかないし頷いてた。
なぜ私が?私が何をしたの?悪いことをしたの?こんな家に生まれてしまったばかりに辛い人生。
時代も最悪で逃げ出せない環境。

エックスを見直したくなる。

『私はもう欲しがらない』
ラストの泣きながら必死に笑いながらの表情が凄い。
まなか

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