前作『Xエックス』の前日譚である。
話題のA24が、配給ではなく制作しているから、かなりの作品だと思う。
製作中の『MaXXXine』を含めての三部作である。
『Xエックス』に関しては、あの名作『悪魔のいけにえ』の系譜であるような素晴らしい作品だった。
衝撃度は『悪魔のいけにえ』には及ばないが、かなりの傑作だと思っている。
中でも、ミア・ゴスの存在感が飛びぬけていて、かなりのいんぱくとを与えていると思う。
ネタバレではあるが、前作でのシリアルキラーおばあちゃんの若い頃の物語が今作。
で、ここで重要な点は、ミア・ゴスが演じているところ。
まあ、前作には及ばないかなあと中盤までは感じていたが、感情を爆発させ、殺戮を始めてからは面白い。
そして、この作品、主人公のパールのラストで、この作品というより、主人公パールを忘れられなくなる衝撃を受けてしまった。
観てから随分経ってしまったが、今でもミア・ゴス演じるパールを忘れられないでいる。
さあ、三作目はどんな作品になるのか期待してしまう。
