失われた解剖模型のリハーサルのchiyoのレビュー・感想・評価

2021/6/30
最近観たブラザーズ・クエイ作品の中で、本作が一番よく分からなかったかもしれない。が、全体から醸し出される不穏さ、小刻みに揺れる物たちと線の羅列、物悲しくも美しい音楽が記憶に残る。中でも、ずっと額をぐるぐると撫で回している男性が印象的。理解が出来なくても嫌いではないので、機会があればもう一度観てみたい。