onyoda

ぬいぐるみとしゃべる人はやさしいのonyodaのネタバレレビュー・内容・結末

2.0

このレビューはネタバレを含みます

ほんと個人的な感想で申し訳ないんですけど、この映画自分ダメでした
※けっこうキツめに書いている&個人的な感想なので、この映画のファンの方は見ないほうが良いと思います

たまたま街でポスターを見て、ぬいぐるみ好きとして「なにこれ!」と一目惚れして鑑賞に至ったのですが、登場人物たちのぬいぐるみとの接し方の宗派が違すぎて無理でした。
自分はぬいぐるみをしゃべらせるタイプなのですが、ぬいぐるみにある程度精神性というか、命を見出しているというか、友達だと思っているんだと気づきました。(唯一、ナナモリくんが白城ちゃんに向かって「確かに」とぬいを動かしながら喋るシーンだけ共感できたかなと………)
この映画の登場人物たち、ぬいぐるみを愛しておきながら、「人に聞かせたらその人が傷ついてしまうから、ぬいぐるみに聞かせている」と言っていて、え、それを聞かされるぬいぐるみの気持ちは考えないんだ、と引いてしまいました。
全体的に、「自分の痛みには敏感だけど人のそれには鈍感な人」の集まりに見えてしまいあまり受け入れられず…

あとナナモリくん、ほんとキツかった。白城ちゃんに説教すな。想像力を持ってくれ。まぁ大学生だしまだ想像できないことがあるのはわかるのですが、自分は繊細だからそれを盾に何をしても良いと思って行動してると思われても仕方ない感じというか、繊細ヤクザだなと思いました。

まぁ完全にNot for meで宗派が違うだけなので、こんな否定しなくても、とも思うのですが、けっこうしんどかったので書いてしまいました。
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