ぷかしりまる

バートン・フィンクのぷかしりまるのレビュー・感想・評価

バートン・フィンク(1991年製作の映画)
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コーエン兄弟→知的な脚本構成、凝ったカメラ移動や複雑な編集 心地よい移動撮影やブラックユーモア

売れた脚本家が缶詰にされるカフカ的な不条理?スピーディな拳銃の使われ方とあり得ないけど気持ち良い炎の使い方が100点なので殿堂入りです。

すげーかっこいい始まり。舞台の紐が降りてきて下ろす人が移動して…てな感じ。
書けないぞとゆー焦燥もずっとある。
ホテルの長い廊下歩くところを二つに割ってを対称にうつしてる。鉛筆の芯が折れてるとかボロホテル感の演出も細かい。絵とか、貼りたての壁紙ののりとか、レスリングのラッシュとか、蚊がサブリミナル的に使われてる。ゲロ吐きとかキモい人でいっぱい笑 超アップも多用されてる。
女が死ぬシーンで叫ぶのはゴッドファーザーの馬じゃん。笑 仏の足を棚にぶつけてるのファーゴっぽくていいな。隣人もやばいけど社長もやばいな笑 
暗闇が長い廊下の先に繋がっている
波打ち際の岩という反復が終わりを示す。写真の中の女。何が入っているかわからない箱。