どんどん沼にハマっていく系の映画。
見終わったあとも何となく雑味が残り嫌な感じ。
虚なエレベーターのおじさん、ヌメヌメの壁、めっちゃ長い廊下、隣の部屋のセールスマン、吸い込まれるような女の後ろ姿の絵…
一つのきっかけからどんどん悪いほうへ転がり落ちていくコーエン三部作(勝手にブラッド・シンプル、ファーゴとこちら)。なかでもバートン・フィンクは残念を通り越して可哀想なほどあまりに人生うまくいかない不…
>>続きを読む有望な作家が不気味な館に住み込むことで奇想天外な面倒ごとに巻き込まれていくブラックコメディ……なのだろう。静謐なブラックコメディでもあるノーカントリーを作ったコーエン兄弟だからおそらくそういうジャン…
>>続きを読む中盤まで退屈な感じ。
ジャンルがドラマだったし、あらすじにも後半の展開については書いていないので、スコアが高かったのにまた外れを選んでしまったかと、けれども最後まで鑑賞しなきゃなと、少々憂鬱な感じで…
創作者の苦悩をそのまま映像に落とし込んだような作品
脚本が書けなくてどんどん追い込まれていく主人公の精神世界がユーモアと毒気たっぷりに描かれる
やっと書き上げた本も蔑ろにされ、映画会社に奴隷のよう…
再見。ちょっと軽くのつもりで惹き込まれてしまう。前半部は特に大きなハプニングもないのに行間を読まされる感じが本当にうまい。
あと俳優が全員良い。
ガザの侵略でシオニズム運動のことを意識するようにな…