バートン・フィンクの作品情報・感想・評価

「バートン・フィンク」に投稿された感想・評価

あぶく

あぶくの感想・評価

4.5
様々な解釈が入る余地があるようにストーリーのラインを曖昧にしたり意味ありげなシーンを挿入している。難解な印象を受けるがどんな解釈をしてもなんとなく納得できるように細かく作り込まれていると思う
逆に言えば答えが無いのでスッキリと映画を観終えたい方には向かないかもしれない
おけい

おけいの感想・評価

4.6
過去の鑑賞記録
自分がコーエン兄弟を知った、初めての作品。1990年代前半は、学生の一人暮らしからの社会人での独身生活で時間が自由に使えた時期ということもあり、相当数の映画を観ていた。1日中映画を観ていても誰に文句を言われるわけでもないし、今みたいに家族に気をつかってチャンネル権を譲る必要もない。
そんな自分の映画鑑賞黄金時代に観たひときわ大好きだった映画の一つである。
ジョンタッツーロ、スティーブブシェミを注目するきっかけにもなった作品。

現実と非現実が入り混じったような不条理な世界観。煩わしい蚊、ジメジメした空気、何か得体の知れないものが粘り着いてくるような不穏でダークな映像が全体を支配する。傑作。
yukkafilm

yukkafilmの感想・評価

4.0
ライターズブロックをテーマにしたとてもユニークな映画。まるで長い悪い夢でも見ているかのようだった。途中から現実と非現実が入り混じり、よく分からない場所へ脳みそを連れていかれる感じだが、深く印象に残った映画である。

後で想像してみると、チャーリーとの会話ややりとりが恐ろしい。さぁーて、箱の中には何が入っていたのやら。。。
TICTACz

TICTACzの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

デティールが面白い。蚊を潰した血が隣で血を流してる女に繋がったり。黒沢清風な音の使い方が意外だったな。物書きは痛みを源に。ラスト意味深だわー
作家の傲慢さがセルフパロディのような形で浮き彫りになっていく様が面白かった。
mtmt

mtmtの感想・評価

3.7
コーエン兄弟のサスペンス映画。表面的にはNYのユダヤ系脚本家がLAに行き、映画用の仕事に苦悩する中で殺人事件に巻き込まれる話。しかし現実離れした極端な描写の数々は、それぞれに多くの意味があるだろう事を容易に想像させる。考えるな感じろ系に見えて、本当はたっぷり考えさせられる作品。繰り返し観る必要がありそう。
ストーリーは単純なようで結構深い話だった。ジョングッドマンが主役級の映画初めてみた。
好き嫌いでなく忘れられない映画。ジョン・タトゥーロとジョン・グッドマンはどの出演作を見てもこれを思い出して身構えてしまう。「ああ、こりゃカンヌ向き。アメリカでは本流には乗れまい」と思いましたが、今や押しも押されぬ大監督。お見逸れいたしやした。しかしこのホテルは『シャイニング』と双璧の泊まりたくない内装。だって怖いもん。『グランドブダペストホテル』に行くよ。
2015 9/9鑑賞後イマイチぴんとこなくてハッとし、これは壮大なメタファーかなんかに違いない!と盛大にネット検索した結果、おおむねふた通りの解釈を得て満足しました。最終的に、わたくしとしては『ファイトクラブ』的なものと思っております。
雀

雀の感想・評価

-

このレビューはネタバレを含みます

2014:09:21
★★☆☆☆ 1991年度のカンヌ国際映画祭でパルム・ドール、監督賞、男優賞を受賞しているのだけれど。
>|