RIO

バートン・フィンクのRIOのレビュー・感想・評価

バートン・フィンク(1991年製作の映画)
3.0
劇作家バートンのいるホテルの一室
物書きは何もないとこらから始まる
全く書けない窮地から
さらに悪夢へと移行する

地獄のような最悪のホテルが
創作することの地獄を表現

作品のいたるところの音に注意してみる
音楽は流れることなく 
机に置く鍵の音
隣から聞こえる音、声 

ふと手にした聖書から
書き出しのつまずきから救われるが

殺人という超悪夢から
悪夢そのものに追い込まれて
考えが頭に浮かんで創作意欲が沸き
一気にシナリオを書き上げる

人間の心には悪魔が住んでいるのか
破壊と創造の共存 
バートンとチャーリーの共感

そこは灼熱の地獄 
炎が湧き上がり
すべて燃え尽きてしまう

『精神の生命を見せてやるーー‼』
とチャーリーが叫びショットガンを
撃ちまくり向かってくるシーンは
悪魔的な大迫力でした
凄い妄想です
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