イシ

東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-のイシのレビュー・感想・評価

3.5
Netflixで配信開始日に観賞。

映画館でも観賞しましたが、
あらためて、熱量が高い、
感情に響く良作と思いました。

東京リベンジャーズ実写化するなら、
『血のハロウィン編』は、必ず実写化して欲しかった。
それくらい、心待ちにしていたエピソード。

マイキー、ドラケン、三ツ谷…
1作目からの、再現度が高いキャストの皆様が
登場するだけで、世界観に引き込まれますが、
『血のハロウィン編』は、
ここから登場するキャラクター達の独壇場でもあります。

特に、場地、千冬、一虎は、
演技力と存在感を問われ、
作品の是非に関わる楔的なポジション。

観賞前の不安要素でしたが、
観れば、そんなことは全くなく。
寧ろ、このキャストの方々でないとダメじゃん!
と納得したくらい。

逆恨みから裏切り者になった一虎。
一虎を気に掛けながら、何か信念を持って動く場地。
場地を慕い、彼の背中を追い続ける千冬。

彼らの一途さから生まれる熱量が、
この作品を支配し、魅力となっています。

残念ながら、今作は熱量の高まりを感じさせつつ、
次作へ繋ぎますので、消化不良を否めません。

一虎の決着、場地の真意、千冬に願い。
これらがどのように帰結するのか。
その彼らの背後で蠢くものは何なのか。

悶々としつつも、次作に期待していただければと思います。
イシ

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