ベンガル

ボーンズ アンド オールのベンガルのレビュー・感想・評価

ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)
4.2
なかなか面白い映画でした。事前知識ゼロの状態で劇場に行ったこともあり、衝撃がより大きかったです。カニバリズムというテーマを通じて、マイノリティが持つ生きづらさや、もしかしたら自分もその一部になり得るかもしれない、そんなことを思わせる映画でした。どんなマイノリティにも“いい人”もいれば“悪い人”もいる。そんなマイノリティのコミュニティで起こり得ることもうまく表現されていてとても興味深かったです。先人たちが築き上げた礎の上に僕たちは存在し、また僕たちが未来への屍となっていく。だからこそ否定をせず温かい世の中にしていきたいなと思わせてくれる映画でした。
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