味コスモ

ホワイト・ノイズの味コスモのレビュー・感想・評価

ホワイト・ノイズ(2022年製作の映画)
3.0
ゴダールやグルスキーのイメージを援用するところは愉しい。

毒にも薬にもなりうる大量消費社会の中に身を投じて、どうにか気を紛らわせながら、あらゆる強迫観念とうまく距離をとって生きる。あるいは、強迫観念を具現化したのがスーパーマーケットであり、Netflixでもあるという…。

神様を信じているフリをしているシスター。エピソードとしてはおもしろいけど、映画としては唐突で、取ってつけたような印象にはなった。

テリー・ギリアムが撮りそうな映画。バームバックだからやけにインテリ臭い。
味コスモ

味コスモ