CharlieZG

アンユージュアル・ネイバーのCharlieZGのレビュー・感想・評価

1.0
絵画修復士のヘザーの向かいに越して来た写真家のタイラー、2人は急接近しイイ雰囲気。
或る日ヘザーの元彼から花束が贈られるが終わった恋としてヘザーはゴミ箱に放り込む。
こっそりゴミ箱物色のタイラーは元彼グレッグのメッセージを見て嫉妬し思いもかけない行動に出る、というサスペンスなんだけど・・・

Q:この作品は下のどれでしょう?


a. 誰が犯人か分からないまま進行し終盤に実は○○でしたーという定番ミステリーか、


b. 最初から犯人を見せてその人物背景を小出しにしながら感情移入させるヒューマンドラマか、


c. 犯人は分かったうえで、それに対峙する正義の味方が追うクライム・アクションか、


d. 犯人の陽の面で進行し中盤陰の面が犯行を繰り返していた事が分かりゾッとするサイコ・スリラーか、



この作品はそのどれでもなかった。
音楽がやたら不安感を煽る割にストーリーは緊張感なく、早々に犯人が分かってしまうのでドキドキもしない。
連続殺人事件もストーリー的にあまり重要ではない。

グレッグを嵌めた部屋荒らし事件も目的が何だったのかボンヤリして分からないし、お客さんから預かった大事な絵画を破られて仕事の信頼が失墜したのに爽やかに引っ越して行く軽さは何?
どの方向から見ても中途半端でモヤモヤしか残らない。

引っ越して来たその日に「水をくれ」と言って訪ねて来る男は信用するなということかな(笑)


監督 サム・フィクトナー

キャスト
モニーク・サイプケンス
ブランドン・サンタナ
エリザベス・ジョンソン
CharlieZG

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