CharlieZGさんの映画レビュー・感想・評価

CharlieZG

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ポトフ 美食家と料理人(2023年製作の映画)

3.1

料理へ情熱を傾けた2人のラブストーリー。

ドキュメンタリーのようにひたすら料理シーンが続く、19世紀が舞台のため近代的なキッチン用具はなく旧時代的でありながらも手の込みように目を奪われる。
美味しそ
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フェラーリ(2023年製作の映画)

3.4

フェラーリの社運を賭けた激動の1年を描く伝記。

倒産の危機と家庭不和に愛人発覚、今の輝かしいフェラーリからは掛け離れた重苦しさに覆われたムードが辛く映る。
ダイナミックなレース映像にしてもどこか危う
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メイ・ディセンバー ゆれる真実(2023年製作の映画)

3.5

23年前の事件の映画化のため当事者リサーチする主演女優のミステリー。
90年代に話題となった同名事件をベースにしたフィクション。

女優エリザベスが当事者グレイシーに密着し取材をするのだが、なかなか本
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フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン(2024年製作の映画)

4.0

アポロ11号月面着陸の裏騒動コメディ。

これは面白かった!
昔から真しやかに噂される「1969年のNASA月面着陸はハリウッドの捏造映像」を逆手に取ったシナリオが実に愉快。
やり手PR担当ケリーの鮮
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ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ(2023年製作の映画)

4.0

寄宿校の冬休み居残り組に生まれる絆の話。

堅物で嫌われ教師ハナム、高く止まって孤立した生徒アンガス、戦争で息子を亡くしたメアリー、ぶつかり合ううちに三様に抱えた孤独が少しずつ見えて来て、それを理解し
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アンホーリー 忌まわしき聖地(2021年製作の映画)

3.0

奇跡で信仰を煽り支配を企む脅かし系ホラー。

聾唖の少女アリスが奇跡的治癒の後、他の難病者を完治させる奇跡を起こした。神の子として噂が噂を呼び一躍時の人に祭り上げられるのだが、その裏に潜む悪魔の存在に
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オーメン:ザ・ファースト(2024年製作の映画)

3.5

1976年版の前日譚
48年もの間謎のままだったダミアンの出生の秘密が明らかに。

若者の教会離れを食い止めるため、反キリストを作り出し教会権威復活を狙った策が悪魔に心を売ってしまったやり口でおぞまし
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赤い影(1973年製作の映画)

3.7

亡き娘の幻影に惑わされる男のスリラー。

真のオカルトなんだけど恐怖感はなくサスペンスとサイコスリラーの中間な感じ。

怪しげな霊能者が良いポイントになっていて、娘を亡くした男の妄想なのか、姉妹の仕業
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歌え! ジャニス★ジョプリンのように(2003年製作の映画)

3.5

生きる意味を見失った主婦が人生を取り戻すコメディ。

保険金詐欺補填目的でジョン・レノンとジャニス・ジョプリン信奉者の従兄弟レオンに舞い込んだ相続金を狙う計画が馬鹿げていて可笑しい。
それを真に受ける
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オクス駅お化け(2022年製作の映画)

3.0

韓国ソウル市内の地下鉄オクス駅にまつわる呪いのグロなし脅かし系ホラー。

地下鉄のホームで踊る女の幽霊を目撃するという短編ウェブ漫画にその後の展開を「リング」の高橋洋が大幅加筆した脚本を韓国スタッフで
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ロ・ギワン(2024年製作の映画)

3.6

ベルギーで過酷な生活を強いられる脱北難民青年の生き様を描く。

難民問題、臓器売買、闇賭博、安楽死、ドラッグ、食品ロスなど現代のいろんな問題を背景に、社会の底辺からでも誇りを持って這い上がれる希望を感
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トリガー・ウォーニング(2024年製作の映画)

3.0

父の急死の真相に関わる悪事を阻止するサスペンスアクション。

久々のジェシカ・アルバ主演作。
「ファンタスティック・フォー」の頃のピチピチ感はなくなったけど美貌は健在。
まだまだアクションもいける。
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(2023年製作の映画)

3.7

信長、光秀、秀吉、家康の天下獲りをたけし流解釈で描くコメディ。

時代なのか腹心関係をゲイとした設定も面白い。
たけしの秀吉はどうかと思うが、光秀の西島秀俊や家康の小林薫は “ぼい” 気がする。
そし
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ロスト・イン・ザ・スターズ/妻消えて(2022年製作の映画)

3.3

夫婦で海外旅行中、妻と名乗る別人がすり替わるミステリー。

旅行中妻が失踪し手掛かりなく警察へ捜索願いを出すも受け付けられず、孤立無援の夫の宿泊先に突然妻と名乗る別人が現れパニック、敏腕弁護士と本物の
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ヤーラ(2021年製作の映画)

3.6

ヤーラ殺害事件を解決へ導いた女性検事の執念の話。

ヤーラ事件はイタリア全土を揺るがし日本でも報道され、その真相に隠された事実があまりにも衝撃的で有名な事件。

2010年11月26日、イタリア・ミラ
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マイボーイ 悲しみの狂気(2015年製作の映画)

3.3

幼子と旅をする女のロードムービー。
子役ジョニーくんの可愛いさに惹かれて視聴。

前半は旅の目的がよく分からず、ただアメリカR66沿いの雄大な風景に見とれる。

サラは何かに警戒していて逃げている風だ
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きっと、それは愛じゃない(2022年製作の映画)

3.6

幼馴染の結婚ドキュメンタリー制作を通して愛の何たるかを見つけるドラマ。

まずはパキスタンの市場や街の風景と結婚式の艶やかさ、そして身近にないムスリムの習慣も美しく魅力的に映し出されていて目を奪われる
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フォロウィング(1998年製作の映画)

3.7

尾行男の哀れな顛末。

クリストファー・ノーラン監督のデビュー作、入り組んだシナリオと得意の時系列崩しは既に高いレベルでまとまっていて、多重に仕掛けられたトラップに観てる側もまんまと引っ掛かる。
途中
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ゼイ・クローン・タイローン/俺たちクローン(2023年製作の映画)

3.7

町のワルが町を救うため巨大計画に立ち向かうSFサスペンスコメディ。
出演者の殆どが黒人というブラックムービー、音楽もR&Bソウル系で良かった。

ちょっとした台詞や過去作パロディがクスッと笑えるが、全
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ロスバンド(2018年製作の映画)

3.5

大会へ向かう少年少女バンドのロードムービー。

現状への不満を怖いもの知らずな若さが後押しし、道中の出来事が互いを結びつけ一つの目標に向かって絆を深めていくのが魅力。北上するノルウェーの壮大な風景とも
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燈火(ネオン)は消えず/消えゆく燈火(2022年製作の映画)

3.1

亡くなったネオン職人の夫の意志を継ぐ妻と弟子のドラマ。

かつて香港と言えば100万ドルの夜景と思い浮かぶほどネオンの印象が強かったが、2010年の建築法改正で殆どのネオンが姿を消したそうだ。
それを
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人間の境界(2023年製作の映画)

4.5

ベラルーシとの国境で起きていた難民迫害のポーランド告発。

シリア人難民家族、国境警備隊、人権活動家という3者の視点で綴られる現実を元にしたフィクションなんだけど、あまりの緊迫感にドキュメンタリーと見
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ドライブアウェイ・ドールズ(2023年製作の映画)

2.9

憂さ晴らしのドライブがギャングに付け狙われるレズビアンコメディ。

お下劣で実にくだらない(笑)こんなに真面目にふざけたレズものも珍しい、同性愛と言ってもシリアスさは全くなく快楽をオーバーに求めていて
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ボブ・マーリー:ONE LOVE(2024年製作の映画)

3.0

レゲエの神様ボブ・マーリーの伝記。

リタ・マーリーの子供ジギーとセデラが制作したためか、リタ側から見たボブを神々しく語った感じがした。(ボブには他に何人も非嫡出子がいるそうだ)

幼少期のエピソード
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ぼくは君たちを憎まないことにした(2022年製作の映画)

3.5

2015年パリ同時多発テロで妻を亡くしたジャーナリスト “アントワーヌ・レリス” 著書籍の映画化。

SNSへ投稿した「君たちを憎まない」が多くの賛同を得て話題となり、周りの人達の援助やSNSでのメッ
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ニューヨーク・オールド・アパートメント(2020年製作の映画)

3.4

不法滞在の移民親子が辿る運命と絆の話。

人並みに生活したいのに上手くいかない。母国を出た理由は分からないけど夢を求めた他国に居場所はない。
肩を寄せ合い生きる移民家族を描いているが、暗さはなく青春ド
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ありふれた教室(2023年製作の映画)

3.4

盗難事件から孤立していく新任教師を通し社会を描く。

生徒思いで教育熱心なカーラは学校側の犯人探しに疑問を持ちつつも録画トラップから負のスパイラルに巻き込まれ悪者に吊るし上げられてしまう。

習慣や宗
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マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

4.3

前作「怒りのデスロード」に登場したフュリオサの前日譚。

フュリオサを演じるのはシャーリーズ・セロンからバトンを受け継いだアニャ・テイラー=ジョイ。

結論から言うと、
めっちゃ良かった。
マッドマッ
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こいつで、今夜もイート・イット アル・ヤンコビック物語(2022年製作の映画)

3.5

アル・ヤンコビックといえばマイケル・ジャクソンのパロディで80年代半ばに一躍有名になった人。
時代的にもMTVが盛んになり始めた頃で、「ビート・イット」のパロディMVには爆笑した記憶がある。

そんな
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スノーデン(2016年製作の映画)

3.8

機密情報漏洩か内部告発か、元CIA職員の国家反逆事件を描いたドラマ。

スノーデンを衝き動かしたのは揺るぎない真っ直ぐな倫理観によるもの、その根幹が無垢であるが故この事件が胸のすく英雄伝のように見えて
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アトラス(2024年製作の映画)

2.8

AI暴走の反乱バトルSFアクション。

AI嫌いが反乱AI捕獲のためスーツAIとバディとなる展開がユニーク、スーツ内でのやり取りが中心でほぼジェニファー・ロペスの一人芝居、戦闘アクションはロボットアニ
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プリシラ(2023年製作の映画)

3.3

プリシラがエルヴィスと出会い結婚し破局するまでの物語。

プリシラの素顔よりも知られざるロックスターの一面の方が興味深かった。
劇中プリシラがエルヴィスに向かって「ガキ大将ね!」と罵るシーンがあるが、
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関心領域(2023年製作の映画)

3.8

壁一枚で隔てられたこっち側。
有能な夫と子供達に囲まれ理想とする生活に満足する妻・・・私達と変わらない日常を映すが、隣との対比で無関心を強烈に印象付けられた。

アカデミー賞音響賞を獲っただけあり終始
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リアリティ(2023年製作の映画)

3.5

FBI捜査尋問一部始終の再現。
無実の一般市民にどんな嫌疑をかけようとするのかと思いきや徐々に雲行きが変わって行く。

柔らかいタッチでじわじわと落としにかかるFBIに追い詰められていく被疑者の焦りが
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私はモーリーン・カーニー 正義を殺すのは誰?(2022年製作の映画)

3.6

巨大権力に立ち向かった女性の実録サスペンス。

国家的陰謀を知り労働雇用を守る正義感から真っ向挑んだ勝負の結果、数々の嫌がらせと暴行事件、女性蔑視もチラつかせ権力に楯突くと酷い目に遭う現実を知らしめる
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私の大嫌いな弟へ ブラザー&シスター(2022年製作の映画)

3.5

仲違い姉弟の愛情物語。

喧嘩するほど仲が良いとよく言うように愛情と憎悪は表裏一体。特に家族であれば遠慮の欠片もなく思いっきり罵倒することも出来るだろう。

理由は分からないが長らく諍い合う姉と弟はひ
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