10点中3点
シルクロードが廃墟探索するモキュメンタリーとシルクロードの修学旅行時に会った初めての心霊体験を再現ドラマにして組み合わせた作品
前半のシルクロードの廃墟探索は果たして必要だったのか微妙な出来
常に「暗い」とか「ヤバい」とか小学生レベルの感想と見れば分かるような感想ばかりしか口にださないから特に緊張感はない。
度々過去動画の心霊動画を見せながら「こんなことがあったんですよー」と話すのだが、ヤバい廃墟の中で話す空気ではないし、なんか話の導入も軽すぎてより緊張感はない
再現ドラマに関しては作った監督はたぶん静と動の怖がらせ方が上手いのかなとは思ったが、やはり音で怖がらせる方法を使ってるし、いろんなホラー映画観てきたつもりだけどその中でもかなりやかましい部類に入る
とりあえず怖がらせよう怖がらせようと必死だったし、実体験のドラマな割にはキャラクターがアニメみたいなキャラが至り(常にお菓子食べてる食いしん坊とか、保健室の先生とか)、信じるか信じないかはあなた次第とは言うが遊んでた急に人が消えるなど何でもアリな世界になってきてるから怖い云々より「本当かよー」ってのが勝ってしまう
別にシルクロードの話を信じないわけではないし、自分も幽霊が見えるから尚更だが、ただそれでも映画のために怖がらせようとか楽しませようという気持ちは分かるし伝わるんだけど、これが「実体験の再現ドラマ」と聞くとリアリティーはないし、嘘っぽく聞こえるし、逆に怖くなくなる。もしフィクションだったらまだ楽しめたのかもしれない
