サトシ

探偵マリコの生涯で一番悲惨な日のサトシのレビュー・感想・評価

3.5
監督は内田英治、片山慎三が分業して担当したSF映画。

新宿ゴールデン街にある小さなバーのバーテンダー兼探偵の女性・マリコにFBIから「歌舞伎町に紛れ込んだ宇宙人を探してくれ。」という奇妙な依頼を受ける。
恋人の自称忍者・MASAYAの助けを借りて捜索を進めていく・・・。

[キャスト]
石破マリコ:伊藤沙莉
MASAYA:竹野内豊
戸塚六平:北村有起哉
天本秀樹:宇野祥平
絢香:久保史緒里
南部:松浦祐也
星矢:高野洸
小金井茂美:中原果南
小金井貞美:島田桃依
石渡心:伊島空

予想したより笑えました。
6つのパートに分けられる事で、作風の印象が変わった事がアクセントになったんでしょうね。やはり片山慎三監督が担当した「歌舞伎町にいる」、「鏡の向こう」、「姉妹の秘密」はパンチがきいて好きでした。
何度も出てくる伊藤沙莉のタバコの吸うシーンが印象的です。カッコ良かったです。何か独自にタバコを作ってましたけど違法なのかと思ってしまいます。コメディ風と思いきや、かなり悲惨な人生だったんですね。
竹野内豊の忍者役はどうなんだろうと思っていましたが、真面目に仕事していましたから変ではなかったです。ちょっと生徒さんを騙していたり、年金払ってなかったりと大変そうでした。殺し屋姉妹は謎めいていて面白かったですね。姉も妹も公務員ですけど、どこで殺しの依頼がくるのか気になりました。松浦拓也の懸賞金は勿体なかったです。宇宙人は自分にとって都合の悪い相手を見分ける才能は凄いです。FBIは時間差で消されましたね。
北村有起哉、久保史緒里がいなくなってから、全く触れられなかったのが寂しかったですね。
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