サトシ

来るのサトシのレビュー・感想・評価

来る(2018年製作の映画)
2.9
中島哲也監督、岡田准一主演のホラー映画。PG12指定。

恋人の香奈との結婚式を終え、幸せな新婚生活を送る田原秀樹の会社に謎の来訪者が現れ、取り次いだ後輩に「知紗さんの件で。」との伝言を残していく。知紗とは妊娠した香奈が名づけたばかりの娘の名前で、来訪者がその名を知っていたことに、秀樹は戦慄を覚える。そして来訪者が誰かわからぬまま、取り次いだ後輩は突然の出血から謎の死を遂げる。それから2年、秀樹の周囲で不可解な出来事が次々と起こり、不安になった秀樹は知人から強い霊感を持つ真琴を紹介してもらう。得体の知れぬ強大な力を感じた真琴は、迫り来る謎の存在にカタをつけるため、国内一の霊媒師で真琴の姉・琴子をはじめ、全国から猛者たちを次々と召集する・・・。

【キャスト】
野崎:岡田准一
田原香奈:黒木華
比嘉真琴:小松菜奈
比嘉琴子:松たか子
田原秀樹:妻夫木聡
津田大吾:青木崇高
逢坂セツ子:柴田理恵
高梨重明:太賀

俳優陣が豪華で気になり鑑賞。
まずこの映画は妻夫木聡の主演だろうと思ってしまいましたが、違うのかとずっとモヤモヤしながら観ていました。
日本では霊物で怖がらせるのは難しくチャレンジするなと感じましたが、やはり厳しかったですね。
蝶の幼虫がうじゃうじゃと出てくるシーンは何度かあり、苦手な方は鳥肌ものでしょうね。
突然に何かの力が加わって腕がちぎれたり、身体が真っ二つになったりと、出血量は多いですが、それが怖いとは繋がらなかったです。
柴田理恵は頑張って熱演していたのはインパクトがありました。
黒木華が豹変していく様が1番怖かったです。結局、人間が怖いんですよね。
小松菜奈がキャバクラ役を演じて話題になりました。ベランダの外に出た時に死んだと思いました。真っ先に死にそうなキャラクターでしたが予想外でした。
松たか子は中島哲也監督のお気に入りで出演したようで、珍しく影のある役柄を好演していました。
青木崇高は悪い役柄が多い印象ですが、まさに親友ではなかったです。
オムライスの終わり方は好みではなかったので引いてしまいました。
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