サトシ

最高の人生の見つけ方のサトシのレビュー・感想・評価

最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)
3.7
ロブ・ライナー監督、ジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマンW主演のコメディ映画。原題「The Bucket List」。

勤勉実直な自動車修理工のカーターは、がんの宣告を受け治療のために入院するが、同じ病室に喚き散らす患者エドワードがやってくる。彼は大富豪でこの病院の経営者でもあったが、1部屋2人という徹底した合理化策をとっていたために逆らえず、身の周りを秘書のトーマスがみている。 当初は毛嫌いしていたエドワードだったが次第に打ち解け、身の上話もするようになる。しかし二人とも余命6か月と告げられていた。 ある日、カーターが書き留めていたメモ「棺桶リスト」をエドワードが見つける。そこには、死ぬまでにやりたいことがリストアップされていた・・・。

【キャスト】
エドワード・コール:ジャック・ニコルソン
カーター・チェンバーズ:モーガン・フリーマン
トマス:ショーン・ヘイズ
バージニア・チェンバーズ:ビヴァリー:トッド
ホリンズ医師:ロブ・モロー

ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンの2人が登場するだけで単純に満足してしまいます。非常に映画に重厚感が増しますね。
脳転移して手術する為に2人ともスキンヘッドにするのが貴重です。
脇役で何の映画に出演したか今一つ覚えていない事もありますが、他の出演者を誰も知らなかったので勉強不足を感じました。
余命半年と宣告されたらとあなたならどうしますか?と問い掛けられ、まだピンとこないですが、自分だったらどうするだろうと、考えさせられます。臨床試験でも積極的に治療に専念するのか、今までやった事ない事をやるのか、家族との時間を大事にするのか、答えはその時のシチュエーションで全く変わってくるんでしょうね。
ジャック・ニコルソンの秘書が優秀で、ここまでするかと思ってしまいます。ラストのヒマラヤのシーンは極め付けで笑ってしまいます。
ジャック・ニコルソンが病室で掛けている眼鏡はありですね。
モーガン・フリーマンが胸から液漏れするシーンではアメリカに帰らなくてもフランスの病院には行って欲しかったです。お風呂に入っている時、気になって仕方なかったです。
モーガン・フリーマンが可哀想で心の底から笑えないのが難点ですね。
邦題が絶対良い映画の一つです。
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