樺太柳葉魚

湯道の樺太柳葉魚のレビュー・感想・評価

湯道(2023年製作の映画)
4.8
売れない建築家の史朗と銭湯を営む悟朗の兄弟を軸に展開する群像劇。登場人物の一人ひとりがきちんと描かれてるから、ものすごく感情移入してしまって、お別れが辛くなるから最後まで観ないで席を立とうかと思ったくらい、良い映画でした。史朗は実家でもある銭湯を潰してマンションにしたい、でも弟の悟朗とは上手くいってないから、なかなか切り出せない。住み込みのバイトのいづみが居なかったら会話も出来なかったんじゃないか。銭湯なんてもう廃れた、この町に不要だと言いつつ、流れで働くうち、常連さんと仲良くなっていく。構成やカメラワークとか上手いなぁ、すごいなぁ、と感心しながら観てました。天童よしみとクリス・ハート親子の再会シーン良かったなぁ。DJ FLOW、またどこかで会いたいなぁ。観て良かったなぁ。
樺太柳葉魚

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