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湯道のSTAYGOLDぴあ映画生活のレビュー・感想・評価

湯道(2023年製作の映画)
4.0
いい湯だな
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土竜だけでは飽き足らず、ここまで手を伸ばしたか生田斗真。清野菜名という宝物がありながら、環奈たんにまで、一体どういうつもりで…コンノォウ、てめー…ンーと、えーと…てかさ、面白いからゆるす。馬鹿すぎて馬鹿負けしたよ。

ぬる過ぎなのに下町の熱湯の展開。ゴメン、こういうの好きです。大好きです。大きな声で言えます。神様より好きです!

そもそも、こー言う映画に理屈を求めるだけ無駄。考えるな、感じろでしょう。

自分勝手な生田斗真と生真面目すぎる濱田岳。その間でゆらゆら揺れる橋本環奈。いいじゃん、この画ヅラが良すぎる。

温泉は最高。銭湯は最強。別府で生を受けた人間としては、風呂って温泉だって思ってた。ケド、真水がデフォだと知った時、それはそれで世界が広がった。ねえ、コナンくん、真実は一つではないよ。色んな真実がある。それぞれの人生にね。

今日、錦糸町のパルコ1Fフードコートでメシ食ってたら、聞こえてきた懐かしいイントネーション。隣に座ったお姉ちゃんの二人組。その懐かしい語尾は染みついた記憶…結果、思わず声かけてしまったよ。一緒に笑顔を返してくれて嬉しかった。ほら君らみたいな大分顔の美人さん見ちゃうと、お礼にもつい方言出ちゃうじゃんかよ←ダメ人間^^;

あ、話ズレてもた。戻して。

サブキャラも良くて、ここにも怪優、榎本明の姿。あゝ良すぎてもうお腹いっぱいですー。さらにHEROコンビの角野卓造と小日向文世。あ、濱田岳もいるな。オト担当のクリス•ハートと天童よしみ。懐かしさ担当の寺島進と戸田恵子。ちょっとカッコいい役のガチで大好きな朝日奈央も、飄々と切なさを魅せる笹野高史も。そこまでやるかのウエンツ瑛士も。目の前しか見えない吉田鋼太郎も、自然と生きて年輪を押し出す夏木マリも。そしてガチガチのガチンコの躰を見せつける窪田正孝も。さらに輪をかけてガタイのいい厚切りジェイソンも。それぞれの役割に生きていたと思います。まあ、ここの感じ方は人それぞれ。それも湯道、ちがーう、映画道ですから。

私が映画を観るホームの錦糸町にもたくさんの湯殿があって、銭湯も温泉もスカイツリーに見守られながら人々を癒している。もちろん高円寺にも小杉湯があって、沼袋にも温泉があり、八王子だって、いい湯屋がある。この世知辛いご時世に500円玉で買えるぬくもり。どれだけ素晴らしいか。何万回だっていうよ。ずっとダイスキだよ。

サウナでも整う。ケド、大元は銭湯なんだ。それがやっぱり愛なんだ。

本作は最後は良くある浪花節で落としたけど、私はそれが心地よかった。暖かい無限に、たゆたう愉悦。それはきっと生まれる前の、生まれたときの記憶。イカン、違う方向に感想が行きそうだ。あそこでしょっちゅう怒られた奴。それ映画のレビューじゃないだろって。別にレビューなんて書いてないし。単なる映画感想文。伝えたいのは、良かったと思う画を観て欲しいと願う想いだけ。だから、気づいてくれるといいな。このsignに。

そう言うオッサンは今日も五反田にあるオサレ過ぎるサウナの共用フロアでこれ書いてる。初めての場所。ここのカプホのお泊まりも初めて。明日の朝はガッツリ整えて仕事に向かうぞ←2時間整いましたー^^

そうだ、また明日生きるぞ!

映画でも気持ち良くなり、湯で整う。
きっと、可能性は無限大。
いつだって答えは 遥か彼方にある
それが映画なんだもん。感謝。

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