ペコ

湯道のペコのレビュー・感想・評価

湯道(2023年製作の映画)
3.3
銭湯を舞台にした人間ドラマ。銭湯だけに心温まるような物語でした。遠ざかっていた気持ちが、深まっていた溝が、お湯に浸かることで埋まっていく…。良い話で、わりと王道な話なのですが、豪華すぎる登場人物が多すぎるせいか「このシーン必要?」と思う場面が幾つか。そして一つ一つのエピソードが普通というか、あるあるネタばかり。小日向さんと窪田くんがしている謎の流派の事は理解できませんでした。とにかく「銭湯って良いよね!」というメッセージが2時間ずっと伝わる映画。そして絶妙なカメラアングル(笑)
昔からあるもの、古いものは後世に残していかないとね。クリス・ハートと天童よしみのデュエットを銭湯で聴けるのは贅沢すぎる!
いつもシャワーで済ますことが多い僕ですが、たまには大きな湯船に浸かりたくなりました。あー、銭湯入ってからのコーヒー牛乳飲みてー!
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